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ヤマガラくんの特別な歌

4月に入ったというのに、今日は、一日中寒く、雪が積もりました。

車から出て、家に入る途中、
謎の鳥が、今までに聞いたことのない、繊細で複雑なメロディーを
ところどころビブラートを効かせて
私の歩く先に飛んで行って枝に止まり、誇らしげに歌ってくれました。

不思議な声だったので、新しいお友達かなと
私の歩みに沿って歌ってくれる声を辿ると、
たくさんのシジュウカラの中に、
歌うヤマガラくんを見つけました。

毎日庭に来る、「うちの」ヤマガラくんです。

これまで随分長く一緒にいて、一度も聞かせてもらったことのない、
あまりに素敵な歌だったので、ものすごく感心して、
思わず、「素敵!」と叫ぶと、
ヤマガラくんは、誇らし気です。

雪が降って、虫がいない日にもらったヒマワリの種が、
格別美味しかったのか、
それともお礼なのか、
ヤマガラくんからの特別な贈り物でした。

鳥の鳴き声と言えば、時々、「ジジジ・・」と警戒して鳴くシジュウカラに、
「ツピツピツピツピ・・」私が春の歌を真似して鳴くと、
とても不思議そうな顔をして、ぴたりと黙るので、面白いのですが、
この歌は、とても複雑で難しかったので、
真似は、難しそうでした。

キビタキくんなど、鳴き声を真似すると、「これもできるか?」と言わんばかりに
少しずつ、鳴き声のバージョンを変えて、
仕舞いには、素晴らしくビブラートの効いた、とても美しい歌を歌ってくれることがあります。

「これは無理だな」と諦めて、「上手!」と褒めると、
満足したように、飛んでいってしまいます。

以前、バードウィッスルを口の中に入れて鳴らすと、
たくさんの鳥が集まって、散歩について来てくれました。

どこに鳥が隠れているのか、不思議に思ったのでしょうか?

ですが、以降、どんなに試しても、来てくれなくなりました。

正体がバレてしまったのですね。

鹿に試した時は、もの凄く驚いて、何度も首をかしげて、目をぱちくりさせていたので、
「あんなに鹿が驚いているのは初めて見た。」と
主人が笑っていました。

私の悪ふざけに付き合う主人は、なかなか忍耐強いと思います。

今は、私の方で飽きてしまったので、
バードウィッスルこそ使いませんが、
口で歌を真似するのは、楽しくて、止められません。

森の鳥談義でした。